$XTI 今週(2026年3月16日開始の週)、貴金属(主に金と銀)と原油の動向は中東の地政学的紛争(特に米伊緊張、ホルムズ海峡の封鎖)に支配され、全体として**高いボラティリティとリスクプレミアムが主導する**特徴を示しています。
### 原油(WTI/ブレント)
現在の市場を最も強く動かしている要因は、ホルムズ海峡の通行が深刻に妨げられていること(世界の石油貿易ルートの約5分の1)であり、さらに中東の一部産油施設への攻撃も重なり、供給側の実質的な中断につながっています。IEAは3月の世界供給が約800万バレル/日急減する可能性を指摘しています。
- **短期予想**(今週から来週初め):**強気のもみ合い、さらなる上昇も排除しない**。
ブレントは現在92~103ドル付近で激しく変動(一部時間帯で120ドル近く/超後に下落)、WTIも90~100ドル以上の水準です。
強気派の見方は、中断が2~4週間続けば価格には上昇余地が残り、一部機関は130~150ドルの極端なシナリオ(戦争プレミアム)も想定しています。予測市場(Polymarketなど)では今週100ドルを超える確率が高いと見られています。
一方、IEAやOPEC+は戦略備蓄の協調放出(史上最大規模の放出と予想)、世界経済の減速懸念や高インフレ後の需要減少による調整圧力もあり、段階的な調整や調整局面も想定され